伊勢神宮は20年に一度、内宮・外宮の二つの正殿をはじめ、14の別宮すべての社殿や建物の作り替えが行われます。

これが「式年遷宮」でして、690年の第1回から2013年の第62回式年遷宮まで、1300年以上にわたり続けられてきました。20年ごとに新しくすることにより、日本全体が若返り、永遠の発展を祈るとされています。

造営される建物は合計65棟で、必要なご用材の総材積は約8500立方メートルにもなります。では、取り壊された木材はどうなるのでしょうか。

実は、伊勢神宮の建物は部材を組み合わせて建築されているため、木材はそのまま再利用されます。

たとえば正殿の棟持(おなもち)は、伊勢神宮のシンボルである宇治橋の前後にある鳥居に再利用され、その20年後は、伊勢街道の入口である関の追分と桑名七里の渡口の鳥居として再々利用されます。

他の木材も、全国の神社で無駄なく再利用されるそうです。


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