日本の伝統礼法のひとつに「左上右下」があります。左を上位、右を下位とするしきたりですが、西洋ではどうなんでしょうか。

まず左上右下という習わしは、飛鳥時代に中国から伝わりました。北を背にして南をむいて座る皇帝から見て、日の昇る東は、日が沈む西より尊い。つまり、左が右よりも上位とされていたんですね。

ところが西洋では、右がright=正しいとされ、右を上位、左を下位とする「右上位」が基本です。国際会議やオリンピックの表彰台の順序は、右上位となっています。

日本は伝統的に左上位ですが、明治時代に国際儀礼を取り入れたこともあり、現在は左上位と右上位が併存しているのです。

例えば、公式行事などで天皇皇后両陛下が並ばれる時は、国際儀礼に従って天皇陛下が右に、皇后陛下が左となります。

ただし、オリンピックの表彰台同様、正面から見ると逆に見えるため、少々ややこしく感じてしまうかもですね。

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