歌舞伎界のことを「梨園」といいます。これは、芸能を好んだ唐時代の玄宗皇帝が、音楽の奏者たちを集めて宮廷内の梨園(梨のある園)で音楽や舞を勉強させたことから、のちに劇団のことを梨園と呼んだエピソードに由来しています。

歌舞伎役者は代々続くもののため、梨園に生まれなければ歌舞伎役者にはなれないと思いがちですが、実はそうではありません。

役者に弟子入りするほか、国立劇場に付属する伝統芸能伝承者養成所に入るルートなどがあります。立ち回りや日本舞踊、長唄などを2~3年間学び、舞台で下積みを経験して、才能が認められれば、歌舞伎俳優の養子や芸養子として迎えられるのです。

現在、活躍している歌舞伎俳優のうち約3割は研修生出身といわれています。一般家庭から梨園に入るケースも意外と多いんですね。

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