北海道には倶知安(くっちゃん)、稚内(わっかない)、留萌(るもい)など、アイヌ語を由来した難しい読み方の地名が多いですが、その一方で、北広島、新十津川、讃岐など、日本各地の地名がつけられた場所が数多く存在します。
これは、北海道の歴史が背景にあります。
明治時代、北海道には日本全国から開拓者が移住してきました。
その際、同じ地方から来た開拓者が集落をつくり、故郷と同じ地名をつけたんですね。
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