一見同じように見えても、実はかなり違っているのが、プロレスやボクシングで使われるリングです。
例えば、ロープの本数。プロレスのロープは3本なのに対し、ボクシングは4本になります。
プロレスでは、ロープの間から場外へ出ることも見せ場のひとつなのに対し、ボクシングは場外へ転落するのを防止するため、4本にして間隔を狭くしてあるのです。
また、フットワークを使うボクシングでは、足への負担を軽減するために柔らかいマットを使いますが、プロレスは投げられた時の音の迫力を出すために硬いマットを使用しています。
ちなみに、投げられた時に”いい音”を出す受け身ができるようになることが、プロレス修行の第一歩なのです。
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